更新日:2019/12/16
※当公演は好評のうちに終了いたしました。
ご来場いただきましたお客様ありがとうございました。
Juan Diego Flórez 2019年12月 来日決定!
”ファン・ディエゴ・フローレス テノールコンサート”
主催: 株式会社BSフジ / 株式会社アーチ・エンタテインメント
後援: オーストリア大使館 / オーストリア文化フォーラム / 日本ロッシーニ協会
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【 ファン・ディエゴ・フローレス テノールコンサート 予定曲目 】
※曲目は予告なく変更になる場合があります。
※曲目は予告なく変更になる場合があります。
ファン・ディエゴ・フローレス Juan Diego Flórez
「100年に一人のテノール」といわれるオペラ界のビッグ・スター
「銀色の輝きを帯びたやわらかさを伴い、並はずれて美しいだけでなく、時に想像しうるかぎり最も美しい楽器のように響く」(伊「ムジカ」誌)。
だが、フローレスの強みはそれだけではない。正確なリズムのもと、声を転がし跳躍させる超人的技巧を軽々とこなす一方、レガートの旋律は感情が深くこめられながら洗練を極めている。だから、難しすぎて埋もれていたオペラの数々も、フローレスが歌うことで日の目をみた。そればかりか、メットやウィーン国立歌劇場、スカラ座など最高峰のオペラハウスが、まさにフローレスのために無名のオペラを上演するリスクをあえて負い、結果的に大成功を収めてきた。
1974年、ペルーのリマに生まれたフローレスは、生地の国立音楽院をへて1993年からフィラデルフィアのカーティス音楽院で学び、いまペーザロのロッシーニ・オペラフェスティヴァル(ROF)の総裁兼芸術監督である往年の名テノール、エルネスト・パラシオに師事。1996年、代役でROFにデビューしてセンセーショナルな成功を収めると、短期間で一気にオペラ界の頂点に登りつめた。日本でも、ボローニャ歌劇場公演の《セビリャの理髪師》でのめくるめく超絶技巧、《連隊の娘》での煌めく超高音などで、圧倒的な印象を残している。
世界が「100年に一人」と認めたテノールは一番脂がのった年齢に達し、見事に熟した声で《ルチア》や《ウェルテル》など劇的な作品にも挑戦、大喝采を浴びている。その一方で、2018年夏にはROFで《リッチャルドとゾライデ》という難曲に挑み、だれにも真似できない超人的技巧を軽々と披露して、満場の大喝采を浴びた。
こうして高みに登りつめたいま、待ち望まれた13年ぶりの来日が実現する。 香原斗志(オペラ評論家)
公式HP https://www.juandiegoflorez.com
ピアニスト:ヴィンチェンツォ・スカレーラ (Pianist:Vincenzo Scalera)
アメリカ・ニュージャージー州出身。
5歳よりピアノを始め、11歳でオペラと出会い、少年期にメトロポリタン歌劇場に通い続ける。
マンハッタン音楽学校卒業後、ニュージャージー州立歌劇場、
1980年よりミラノ・スカラ座で副指揮者兼リハーサルピアニストに就任。
クラウディオ・アバド、カルロス・クライバー、
ジャナンドレア・カヴァッツェリーニ、リッカルド・シャイーらの助手を務める。
エディンバラ、エルサレム、イスタンブール、オランジュ、
ペーザロ・ロッシーニ・オペラ・フェスティバルなど著名な音楽祭に出演。
カルロ・ベルゴンツィ、ホセ・カレーラス、モンセラット・カバリエ、
ティッツィアーナ・ファブリッチー二、スミ・ジョー、カーティア・リッチャレッリ、
レナータ・スコット、ヴィットリオ・グリゴーロ、
ファン・ディエゴ・フローレスなど一流声楽家のリサイタル伴奏者として世界各地で活躍している。
ミラノ・スカラ座アカデミアのオペラ・マスタークラス講師を務める。
指揮:クリストファー・フランクリン (Conductor:Christopher Franklin)
1968 年アメリカ、サンフランシスコ生まれ。
アメリカのピッツバーグにて 6 歳でバイオリンの勉強を始める。 ミネソタ州セントポールのマカレスター大学でバイオリンとドイツ文学の学士号を取得後、 イリノイ大学で指揮の MM(Master of Music)を取得し、フレデリク・プラウスニッツが教 鞭をとるピーボディ音楽院でアメリカの音楽博士号である DMA を取得。
奨学金を得てタングルウッド音楽センターで学び、そこで小澤征爾、ロバート・スパノ、グ スタフ・マイアーとともに働く。その後フルブライト・フェローシップの協力のもとザール ブリュッケンの音楽アカデミーで学ぶ。 アメリカメイン州のピエール・モントゥー指揮者学校でチャールズ・ブルックのもと指揮を 学び、ジーノ・マリンッツィ国際指揮コンクールの最優秀賞を受賞。 トレビソで開催されたラボッテガトッティダルモンテコンペティションで優勝した後、ト レビソ市立劇場でピーターマーグのアシスタントコンダクターおよびアシスタントに指名 される。また、シエナのアカデミアキジアナで行われたマエストロゲルメッティの指揮クラ スに出席し、名誉あるフランコフェラーラ賞を受賞。
イタリアの主要なオペラハウスやフェスティバル、また指名客演指揮者として、ロンドンフ ィルハーモニー管弦楽団、ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団、シドニーシンフォニーオー ケストラ、チェコフィルハーモニー管弦楽団などで指揮する。 長年にわたり、世界的テナー歌手のフアン・ディエゴ・フロレスとのコラボレーションを確 立し、世界中の多くのコンサート会場でツアーに出演している。
オーケストラ:Tokyo 21c Philharmonic
東京21世紀管弦楽団は音楽を通して、多くの人たちと手を携え、今までの固定観念にとらわれない新しい時代の「楽しいオーケストラ」を目指して、演奏活動を進めていくオーケストラです。これまでに2019年オスカー新人賞を受賞したテノールのステファン・ポップの日本公演の伴奏を務め好評を博しました。
浮ケ谷孝夫(ブランデンブルク国立管弦楽団フランクフルトで首席客演指揮者)を音楽監督に迎え、2020年度は東京芸術劇場で定期演奏会を、このほかバレエ、ポップスの伴奏に出演するなど活動の場を広げています。
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